OCI Always FreeでARMサーバーを無料利用する方法【Ubuntu + SSH接続】

2026年5月24日日曜日

Ampere A1 OCI OCI ARM サーバー構築

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OCI Always FreeでARMサーバーを無料利用する方法【Ubuntu + SSH接続】

OCI(Oracle Cloud Infrastructure)の「Always Free」枠を活用すると、ARMベースの高性能サーバーを完全無料で運用できます。

この記事では、以下の手順を初心者向けに分かりやすく解説します。

  • OCIでARMサーバー(インスタンス)を作成する方法
  • UbuntuサーバーへSSH接続する方法
  • Windows環境でよく起こるSSHエラーの対処法

OCI Always Freeとは?

OCI(Oracle Cloud Infrastructure)は、Oracle社が提供するクラウドサービスです。

Always Free(恒久無料)枠として、特に人気の高いARMベースのインスタンスが用意されています。

VM.Standard.A1.Flex

このARMインスタンスは無料枠とは思えないほど高スペックで、以下のような用途に最適です。

  • Dockerコンテナ環境
  • Webサーバー運用
  • VPN構築
  • Discord Bot運用
  • プログラミング・開発環境
  • 軽量なAI・機械学習のテスト環境

1. インスタンスを作成する

OCIコンソールへログイン後、左上のメニューから以下の順に選択します。

Compute → Instances → Create instance

イメージの選択

扱いやすく情報量が多い Ubuntu がおすすめです。

Ubuntu 22.04(または最新のLTSバージョン)

Shape(CPU / メモリ設定)

「Shape」の変更ボタンを押し、以下を選択します。

VM.Standard.A1.Flex

このインスタンスでは、CPUリソースとメモリを自由に割り当てることができます。

おすすめのリソース割り当て

用途 CPU RAM
軽量用途(Web/Botなど) 1 OCPU 6GB
Docker・標準開発用 2 OCPU 12GB
重めの処理・複数コンテナ 4 OCPU 24GB

まずは 2 OCPU / 12GB 程度で作成するのがおすすめです(最大4 OCPU / 24GBまで無料枠内で利用可能です)。


2. セキュリティ設定(SSH鍵の登録)

インスタンス作成画面内の「Security(Add SSH keys)」項目で、サーバー接続用のSSH鍵を設定します。

SSH鍵の作成(Windowsの場合)

WindowsのPowerShellを開き、以下のコマンドを実行します。

ssh-keygen

保存場所やパスフレーズを聞かれますが、全てEnterキーを連打(デフォルト設定)で問題ありません。

生成されるファイル:

  • 秘密鍵(例: `id_rsa`)※他人に絶対渡さないこと
  • 公開鍵(例: `id_rsa.pub`)

OCIの画面には、作成された 公開鍵(.pub) をアップロードまたはテキストとして貼り付けます。


3. ネットワーク設定

「Networking」の項目では、以下の設定になっていることを確認してください。

  • Public IPv4 address を割り当てる(Assign a public IPv4 address)
  • Public subnet を指定する
  • インバウンドルールで SSH (Port 22) が許可されていること

4. ストレージ設定

「Storage」設定でディスク容量を指定します。

Always Free枠では合計200GBまで無料ですが、単一インスタンスであれば 50GB〜100GB 程度を指定しておくと余裕を持ってお使いいただけます。


5. SSHでサーバーに接続する

インスタンスの作成完了後、ステータスが「Running」になると「Public IP address」が表示されます。

Windows PowerShellを開き、接続コマンドを実行します。

ssh ubuntu@IPアドレス

鍵ファイルを明示的に指定して接続する場合:

ssh -i "C:\Users\ユーザー名\.ssh\id_rsa" ubuntu@IPアドレス

※Ubuntuイメージを選択した場合、初期ユーザー名は ubuntu です。


6. WindowsでよくあるSSHエラーと対処法

エラー1:Permission denied (publickey)

Permission denied (publickey)

原因:

  • 指定している秘密鍵と、OCIに登録した公開鍵が対になっていない
  • -i オプションで秘密鍵を正しく指定できていない
  • ユーザー名(ubuntu)を間違えている

エラー2:UNPROTECTED PRIVATE KEY FILE!

WARNING: UNPROTECTED PRIVATE KEY FILE!

原因:
Windows側の秘密鍵ファイルのパーミッション(アクセス権限)が広すぎるために発生します。


7. Windowsでの正しい秘密鍵の権限修正

鍵ファイルは C:\Users\ユーザー名\.ssh\ ディレクトリ内に配置することを推奨します。

権限エラーが出た場合は、PowerShell(管理者権限推奨)で以下の2つのコマンドを実行し、アクセス権を自分のみに制限します。

icacls "$HOME\.ssh\oci.key" /inheritance:r
icacls "$HOME\.ssh\oci.key" /grant:r "$($env:USERNAME):(R)"

接続確認コマンド

ssh -i "$HOME\.ssh\oci.key" ubuntu@IPアドレス

接続に成功すると、ターミナルの表示が ubuntu@instance-name:~$ に変わります。


8. 接続完了後に最初にやっておくべき初期設定

パッケージの更新

sudo apt update && sudo apt upgrade -y

タイムゾーンを日本時間(JST)に変更

sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo

確認コマンド:

date

ファイアウォール(UFW)の設定

sudo apt install ufw -y
sudo ufw allow 22/tcp
sudo ufw enable
sudo ufw status

9. ARM環境であることの確認

uname -m

実行結果として aarch64 と表示されれば、正常にARMアーキテクチャで動作しています。


まとめ

OCI Always FreeのARMサーバーは、無料枠の域を超えた素晴らしいパフォーマンスを提供してくれます。

ポイントは以下の3点です。

  • Shapeは VM.Standard.A1.Flex を選択
  • 正しいSSH公開鍵の登録と接続確認
  • Windows側の秘密鍵ファイル権限の修整

SSH接続さえ完了してしまえば、Webサーバー構築、Docker運用、Pythonスクリプト実行、Bot開発など、用途は無限大です。


補足:容量不足で作成できない場合の対処法(アカウントのアップグレード)

OCIのAlways Free ARMサーバーは非常に人気が高いため、無料アカウントのままだと「Out of capacity(ホストの容量不足)」というエラーが表示され、インスタンスを作成できないことがあります。

その場合、アカウントを 「Pay As You Go(従量課金)」 へアップグレードすると、優先的にリソースが割り当てられるため格段に作成しやすくなります。

【重要】アップグレードしても実質無料で運用可能です
Pay As You Goへ切り替えても、Always Free枠の範囲内(4 OCPU / 24GB RAM / 200GBストレージまで)で利用している限り、料金は請求されません。

「何日試してもARMインスタンスが確保できなかったのに、アップグレードした瞬間に作成できた」というケースは多々あります。なかなか作成できない場合は、Pay As You Goへのアップグレードを検討してみるのがおすすめです。

もちろん、無料枠を超えるリソースを使うと課金されるので、利用量の確認は忘れないようにしましょう。

この記事は参考情報をAIに投げたあと加筆したものです。

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